ぶち好きじゃけぇ広島!

広島の特長や魅力を解説

広島県の気候や産業の特徴を紹介

広島県は中国地方で最も多い人口を有している県である。県の人口が多いのは、気候が温暖で生活がしやすいこと、産業が多いので、仕事がたくさんあるため、人が集まるという理由がある。
広島県の気候は南部と北部で大きく分かれる。南部は、夏は湿った空気で暑くなるが、冬は比較的温暖で乾燥しやすい。冬が温暖なのは瀬戸内海がある影響で、海の温度が下がりにくい分、南部エリア全体の気温も下がりにくくなる。そのため、南部や瀬戸内海に浮かぶ離島エリアでは、降雪はあまりない。天候が安定していることもあり、戦争中は広島や呉で鉄鋼業や造船業が盛んに行われ、それが現在の産業とも関連している。北部エリアは標高が高く、夏は涼しいが冬は日本海からの雪雲が流れ込みやすく積雪する。降雪量も多いエリアがあり、中国道では頻繁にチェーン規制が行われる。

広島県の産業は瀬戸内海に面している点に大きく影響されている。瀬戸内海は波の高さが安定しており、船舶の航行には影響が少ない。さらに周囲を島で覆われているため、隠れやすいところが注目され、戦前から造船業、それに伴う鉄鋼業が盛んになった。近年は、原料輸送の利便性を活かし、石油化学コンビナートが進出、化学工業が盛んになっている。また、大手自動車メーカーがあり、自動車工業も盛んである。北部エリアは過疎化が進んでおり、産業が衰退しているが、人口が集中する南部エリアは鉄鋼、機械工業などの産業が盛んである。その他、広島での移住や転職のためのポイントについては「HAJIMETEの広島県|移住サポートサイト」を一読しておくと良いだろう。